2007年10月16日

「カラヤン・アダージョ」


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現代人は「癒し」を求めている。何せ日本人は働きすぎである。私の友人で一流企業戦士となってる者たちは尚更である。早朝から深夜まで働きづめらしい。ある友人は土曜も出勤してるし、別の友人は休日は資格試験の勉強に勤しんでいる。心が休まる暇がない。自分の時間が持てない。まして結婚してるとなると尚更。

少し前になるが、「カラヤン・アダージョ」というCDが大ヒットした。私はカラヤンのCDはかなり持ってるので、まず試しに市販されているもののとおりに、自分の持ってるCDからMDに作成した。聴いてみたらこれが効果てきめん。いわゆる「ヒーリングミュージック」といわれるものなんかより、よっぽど癒されるのだ。

それから自らの思うがままに「カラヤン・アダージョ」を癸気泙悩鄒して、特に寝る前に愛聴している。

そういえばカラヤンの響きは、強音においては、誰もがびっくりするような大迫力でホールを揺るがしたそうだが(私は残念ながらカラヤンのライヴに接することができなかった)、弱音においては極度に繊細で美しかった。

天下のベルリン・フィルの音楽監督である以上、常に時代の要請への対応が求められるが、カラヤンはアダージョから癒しを引き出していたのだった。

「カラヤン・アダージョ」の製作者の慧眼にも敬意を表したいが、カラヤンが聴衆のニーズを察して、死後に「カラヤン・アダージョ」を誕生させしめるがごとく、生前から時代の最先端を走り、常に未来を見据えた演奏活動を行っていたのかと思うと畏敬の念にかられる。

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classicalmusic at 01:50コメント(2)トラックバック(0)カラヤン  

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コメント一覧

1. Posted by tomo   2008年02月07日 16:11
いつも楽しみに拝見しております。有難うございます!
カラヤンに関しては正月に東京MXテレビで特集があり、再認識しましたが、それでもカラヤンの「癒し」作用は精神への作用としては浅いものだと、僕は感じています、確かにきれいです!でも僕にとっては無くてもいいかな?という程度なのです。チェリが彼の音楽を「コカ・コーラ」と言った意味のほうが、重いのです。まだ、聞き方が浅い?
その奥に何かが見えてくるのでしょうか?
今度是非、リヒテルが「不可解」と言ったポゴレリッチや、アファナシエフについての言及をお願いします。楽しみにしております。
2. Posted by 和田   2008年02月07日 16:37
tomoさん、コメントありがとうございます。
海賊盤なので取り上げませんでしたが、ARKADIAというレーベルから出てる、カラヤンのマーラー「大地の歌」をお聴きになって下さい。美しさの奥に見えてくるものがあるはずです。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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