2007年10月18日

フルトヴェングラーとカラヤンのワーグナー


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ワーグナーはクナに限る、と前章で断言したものの、当然フルトヴェングラーとカラヤンのワーグナーも捨て難い。

歌崎和彦氏は初めて聴いたワーグナーがフルトヴェングラーで、すっかりしびれてしまって、その後数年間はワーグナー中毒になり、しかもフルトヴェングラーでなければならない状態に陥ってしまったらしい。

私も非常にその気持ちは分かる。何せ彼の「リング」を二組も揃えてしまったのだから。特に「ラインの黄金」のラストは圧巻である(思い浮かべると思わず頷いてしまう方も多いのでは?まさに中毒症状です)。いずれも、世界中の多くの人々にとって容易に聴くことのできなかったこの巨匠のワーグナー演奏を、集約的な姿で示している。

カラヤンもワーグナーを演奏する時には特に気力充実した強い持続力と前進力をそなえた演奏が素晴らしく、ワーグナーの音楽の壮麗さと精妙さをともに過不足なく満足させてくれる名演を残した。

カラヤンのワーグナーのベスト録音は珍しくシュターツカペレ・ドレスデンを振った「マイスタージンガー」と晩年の「パルジファル」であろう。

前者からはドイツ特有の、馥郁たるロマンの高雅な香りが匂い立ってくるようだ。

後者は永年ワーグナーを指揮し、晩年には演出も手がけてきたカラヤンの一つの総決算である。カラヤンとベルリン・フィルの生み出す音響の驚嘆すべき美しさ!最初から最後まで、ほとんど1小節ごとに、その音は超絶的な美しさで聴き手の耳を震撼させる。私はクルト・モルの全盛期のグラインドルを思わせるグルネマンツに傾倒している。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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