2007年10月25日

音楽の再創造


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しかし口で言うのは易しいが、楽聖ベートーヴェンの桁外れな情熱や苦悩を我がものとするのは極めて難しい。

否、ほとんどの指揮者には不可能ではあるまいか。不可能だからこそ、彼等は技術的なものに逃避するのではないだろうか。

フルトヴェングラーにはこの能力があるのだ。ベートーヴェンと同じ苦しみを苦しみ、同じ歓びを歓ぶ桁外れの情熱があった。

演奏とは正直なもので、演奏家が平凡だと、作品自体も演奏家と同じ水準にまで落ちてしまう。

だからこそ指揮者がベートーヴェンの魂と同じ高さ、同じ激しさ、同じ歓喜と興奮と崇高さの中に自ら生きなければ、決して真の生命は再創造されるはずもないのである。

フルトヴェングラーはベートーヴェンと同じ水準で彼の作品を追体験し、彼の作品がたった今生まれたかのように再創造する。「再現ではなくて再創造なのだ」と彼自身語っているように、スコアを仲介として新しい音楽を創り出すのである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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