2007年10月28日

フルトヴェングラーの演奏様式


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フルトヴェングラーは演奏行為を川の流れに例えて次のように語っている。

「川の水は次々に変化する田園風景の中を流れてゆく。方向も速さも常に変わる。狭い峡谷をよろめくように流れるかと思うと、今度は川幅を広げて悠々と進む。すなわち、川の流れは生命あるもので、中心となる勢いは最後まで続かなければならず、決して勝手に変えたり、中断したり、強引に押し戻してはならない。」

まるでフルトヴェングラー自身の演奏が目に見えるような言葉である。

メンゲルベルクやトスカニーニの表現が時に不自然に響くのは、この川の流れを人工的に誇張したり、それに逆らって一定にしようという試み、自然に起伏から遠くなっているからだろう。


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classicalmusic at 23:36コメント(2)トラックバック(0)フルトヴェングラー  

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コメント一覧

1. Posted by 水口 峰之   2009年08月08日 17:20
ちょうど今日書いていたブログの内容で表したかったお話しがまたもや貴兄のところで見つけられることができました。
フルトヴェングラーの表現する音楽の素晴らしさのひとつは不自然さの無い運動性だと常々思っている私にとっては、今日この言葉に出会えて幸せな思いがします。
近く指揮法、解釈の点から自分のフルトヴェングラー観について書かせていただこうと思いますが、その機会がありましたらご意見いただければ幸いです。
2. Posted by 和田   2009年08月08日 19:41
水口様、コメントありがとうございます。
私にはフルトヴェングラーを極め尽くすべく作成したホームページがあります。
ご参照いただければ幸いです。

「フルトヴェングラー観賞室」http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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