2007年11月15日

イタリア・オペラ


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中世の昔からイタリア人は歌を歌い続けてきたが、その結果、16世紀末にはオペラを生み出すことにもなった。オペラはイタリア人にとってはメシよりも好きなもののようで、およそ4世紀の間、彼らはオペラを愛し続けてきたのである。

今、イタリア各地の劇場でとりあげられているオペラのレパートリーは、ロッシーニ、ベルリーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、プッチーニなど、19世紀のロマン派の作曲家たちの作品が圧倒的な割合を占めているが、みんなたっぷりと歌を聴かせてくれるものがほとんどである。

ドイツのオペラは、どちらかといえば演劇的な要素を重視したものが多いが、イタリアのオペラは、まずアリアを重視する。だから、イタリア・オペラを観に行く人たちは、歌手の素晴らしい歌声が目当てだといってもいいのである。プリマ・ドンナの美しい歌声に酔いしれた後、「ブラーヴァ!」と叫んで興奮するのが彼らなのだ。

18世紀以後のオペラでは、このようにアリアを重視して、歌そのものを堪能したイタリア人だが、17世紀のバロック時代には、歌だけでなく、変化に富んだ舞台も彼らの楽しみの一つだった。機械仕掛けを使って、歌手を雲に乗せて空中から登場させたりするなど、スペクタクルな舞台が、17世紀のイタリア・オペラの大きな特徴の一つだった。

ともかく、イタリアの人々にとっては、音楽といえばまずオペラだったといっても過言ではない。

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コメント一覧

1. Posted by かわい なうしか   2008年10月21日 20:48
いつも音楽、人物のご紹介ありがとうございます。私は今、歌劇、楽劇の違いを知りたいと思っていたところでした。できれば、解説してください。
国語辞典には、歌劇は、声楽のあらゆる編成、表現方法を使い、管弦楽の伴奏によって編成される舞台芸術。オペラ。楽劇は、管弦楽(オーケストラ)が劇の内容や進行に重要な位置を占め、声楽と一体化した劇。とありました(三省堂 新明解より)。

ワーグナーは歌劇も、楽劇も有名ですね。
2. Posted by 和田   2008年10月22日 00:08
充分そのご理解で正しいと思います。楽劇というのはワーグナーが創り出した舞台総合芸術で、音楽と劇との完全な一体化をはかろうとしたものだとご理解いただければよろしいかと思います。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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