2007年12月03日

ジュリーニの音楽性


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アバド、ムーティ、シャイーらが活躍する今日のありようからは考え難いが、トスカニーニ以降、アバド、ムーティが登場するまでの数十年間、イタリアからは名指揮者といえば、ジュリーニくらいしかいなかった。

だがジュリーニは、気負うことなく自身のペースを守って音楽活動を続けた。

「私は最大の野心以外に野心をもたない。それは音楽することである。」

この言葉どおり、ジュリーニは一流オーケストラのシェフを熱望することも、金と権力に執着することもなかった。

そういった性格のジュリーニが奏でる音楽は温かく情味に溢れている。旋律を愛でるように歌いまわし、響きも柔らかい。どんな作品にもしばしばある毒が浄化され癒しの音楽に変貌していくかのようだ。

イタリア人音楽家の核となるのが「歌」である。ジュリーニはそのキャリアの半ばでオペラとは決別し、ドイツ=オーストリア音楽に音楽家生命を捧げている。

彼はそうしたオーケストラ音楽の中でもやはり「歌」を大切にした。上記のディスクはみな美しいカンタービレという形で実を結んでいる。

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