2007年12月04日
ラトルのマーラー「復活」と「悲劇的」
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ラトルのマーラー交響曲全集を聴いたが、比較的初期に録音された第2番「復活」と第6番「悲劇的」が印象に残った。
壮麗かつ豪快な「復活」だ。マニエリスム的とさえいえるようなデフォルメが施され、ラトルのマーラー解釈が存分に発揮されている。
第2楽章は若々しい表現で、柔軟な響き、第3楽章ではきめの細かい起伏、オーケストレーションの色彩の変化が鋭く表出され、ラトルの才能をうかがわせる。
独唱者2人も素晴らしい選択で、特にベイカーの第4楽章でのソロが印象深い。合唱団もまたよく歌っている。
「悲劇的」も推進力が強く、すこぶる若々しい演奏だ。
第1楽章は表情が開放的でなめらかで、第2楽章も素晴らしく抒情的でみずみずしく、柔らかい表情である。
第3楽章は快適なテンポとその変転にラトルの創造性を感じさせるが、終楽章がことに素晴らしく、驚異的な名演と感じられる。
ラトルの鋭敏な感性は、マーラーの楽想を深い理解をもって豊かに表現しており、すべてに説得力が強い。
この作品の注目すべき個性的な秀演である。
ちなみにラトルは通常の第2楽章と第3楽章を逆に配置している。
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コメント一覧
1. Posted by かわいなうしか 2009年03月21日 21:22
印象に残った。
というところが、印象に残って楽しく読みました。楽章を2から3と逆に配置というのは初めて聞いたので驚きました。実際の演奏会でもこのように逆に配置、演奏されることもあるのですか?
というところが、印象に残って楽しく読みました。楽章を2から3と逆に配置というのは初めて聞いたので驚きました。実際の演奏会でもこのように逆に配置、演奏されることもあるのですか?
2. Posted by 和田 2009年03月22日 04:57
あると思います。バルビローリも第2楽章と第3楽章を逆に配置してのライヴ録音が残されています。
