2007年12月23日

ポリーニの衝撃的デビューと沈黙


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1960年第6回ショパン国際音楽コンクールで、18歳のマウリツィオ・ポリーニは優勝した。

この優勝がいかにセンセーショナルなものであったかは、この時の審査員が全員一致でポリーニを推していたことからも窺える。

審査委員長だったルービンシュタインにいたっては、「われわれ審査員の内で、彼ほど上手く弾ける者がいるだろうか」と洩らしたという。

ポリーニの今日にいたる「伝説」はこの時から始まったと言っても良い。

ピアノをちょっとでも弾いたことのある者だったら、その超人的なテクニックの冴えを耳にして、溜め息のひとつもつきたくなってしまうだろうし、まるでピアノを弄したことのない者にしたところで、自分の指が一体何のためにひっついているのかしばし考えこんでしまうくらいのことがあったとしても不思議ではない。

だが、それほど物凄いテクニックを持っていた若きポリーニは演奏界から突然姿を消してしまう。

ほぼ10年間ほどの間、彼は本格的な音楽活動の一線からは退いてしまうのだ。

手をこまねいていたわけでは決してなく、ミケランジェリやルービンシュタインに師事し、あらためて勉強し直していたのだ。

この10年間の間にポリーニは演奏技術の研鑽に努めたばかりではなく、指揮を学び、また哲学を学んだ。

彼が再び天才の名をほしいままにするのは70年代に入ってからのことである。

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classicalmusic at 15:44コメント(0)トラックバック(0)ポリーニ | ショパン 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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