2008年01月06日

オイストラフ&クレンペラーのブラームス/ヴァイオリン協奏曲


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ブラームスのヴァイオリン協奏曲の名盤は数多いが、私はオイストラフ盤を第一に推す。

クレンペラーとの1960年盤では、オイストラフは元来が楽天的なヴァイオリニストなので、激しさや厳しさには乏しいが、若々しい気迫の感じられる演奏だ。

オイストラフは、おおらかな気分でじっくりとひきあげており、そのコクのある表現はなんとも素晴らしい。

なによりも、しみじみと心にしみいるような美しい響きが聴きもので、大変印象的だ。

特に、第2楽章の出来がすぐれている。

クレンペラーもフランスのオーケストラを指揮しながら、さすがにずっしりとしたブラームスの味をたっぷりと満喫させてくれる。

このように独奏者がロシア出身のオイストラフ、指揮者がドイツ出身のクレンペラー、オーケストラがフランス国立放送管弦楽団、それで演奏されているのがブラームスのヴァイオリン協奏曲となると、この組合せは決して一般的とは言い難い、かなり異色だ。

異色な取り合わせというのは、うまくいく場合と、そうでない場合とが極端に分かれてしまうような傾向があるように思えるけれど、幸いなことに、この演奏はうまくいっている。

各演奏者の持ち味は生かされつつ、すべてが絶妙なバランスを保っており、興味津々。

堂々とした風格で、スケールは雄大だし、それぞれの表情はきわめて力強く、たっぷりとしており、色彩も濃い。

重厚な、深いブラームスの再現だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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