2008年01月10日

バックハウス&シューリヒトのブラームス:ピアノ協奏曲第2番


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1953年盤はバックハウスがシューリヒトと組んだ貴重な演奏だ。

バックハウスはベーム=ウィーン・フィルとこの曲を再録音しているが、シューリヒトとのモノーラル録音の魅力は変わらない。

バックハウスはベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番とこのブラームスのピアノ協奏曲第2番を十八番としていた(残念ながら前者には理想的な録音がない)。

1967年にベームと録音したステレオ録音に比べると、ピアノがとても若々しく、みずみずしい魅力にあふれている。

当時のバックハウスは体力・気力とも壮年期と変わらないほど充実しており、それが演奏に豊かな広がりと感情表現をもたらしている。

したがって、ブラームスの充実した意欲と瑞々しい叙情性が完璧に再現されている。

フルニエと共演したチェロ・ソナタと並んで、彼のブラームス解釈を代表する名演である。

シューリヒトの指揮もバックハウスを支えながら端正で抑制の利いた演奏で、清々しい気分を漂わせながら、敏感なリズムを基本に、歌と、緊張力と、厳しさに貫かれている。

第1楽章冒頭のホルンの主題、第3楽章のチェロの序奏などは、この当時のウィーン・フィルならではの魅力である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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