2008年01月18日
劇伴とは
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げきばん、と読む。
劇伴とは、TVドラマや映画や演劇に付けられる音楽のことを指す。
いわば業界用語。
芝居の世界を引き立て雰囲気を演出する、縁の下の力持ち的役割を担っている。
コマ切れの時間枠の中に、演出家や監督の欲しい音世界を実現して埋め込んでいくという、職人的な技術が要求されるため、比較的限られた専門の人たちによって作られている。
それでも、気合いの入った作品などでは、しばしば現代作曲家が起用され、その独自の音世界が映像に食い込んで、観衆に斬新な印象を残す。
映画「ピアノ・レッスン」や「英国式庭園殺人事件」のマイケル・ナイマン、NHK・TV「夢千代日記」や映画「東京裁判」の武満徹などは、音楽の個性が逆に映像作品の質を決定してしまっているほどだ。
ナイマン「グリーナウェイ映画音楽集」、武満徹「写楽」は、映画抜きに、これらの作曲家の単独の作品として充分聴いて楽しめる。
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