2008年01月19日

フランス的とは


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。

 

その精神は極めて明晰かつ合理的ながら、感覚の楽しみも置き去りにしない美点にある。

深刻さと生々しさからは遠く、繊細優美な淡い色彩と、あまたのニュアンスに対して最も粋で洗練された反応を示すのが特徴だ。

一体にテンポは速めでリズムも軽く、造形もスタイリッシュであり、爽やかでイマジネイティヴでもある。

こうした特徴を持ついかにも《フランス的》な作品は、クープランの「諸国の人々」、ドビュッシーの「夜想曲」、「フルート・ヴィオラ・ハープのためのソナタ」、ラヴェルの「クープランの墓」などなど。

クリュイタンスの指揮したラヴェルの「マ・メール・ロワ」、フランソワの弾いたショパンのピアノ曲や、トルトゥリエによるフォーレの「チェロ・ソナタ」の演奏は、フランス的とは何かを着実に物語る。

でもどうせなら、フランソワとクリュイタンスが協演したラヴェルの2曲の「ピアノ協奏曲」という、狂気のようにぶっ飛んだ演奏を聴いてしまおう。

フランソワのピアノはコルトーの雄弁さをもっとフランス風に洗練された姿で味わわせてくれるし、クリュイタンスの洒落たセンスも一度耳にしたら忘れられない。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 17:31コメント(0)トラックバック(0)クラシック音楽用語解説 | クリュイタンス 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ