2008年01月24日
コンサート・マスターとは
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略してコンマス。
オーケストラの第1ヴァイオリンの首席奏者を指し、指揮者の音楽的発言を的確迅速にオーケストラ全体に伝え、逆にオーケストラの総意を指揮者に伝える重責がある。
いわば指揮者とオーケストラを仲介する司令官にしてオーケストラの《顔》。
加えて楽曲中のソロ(R=コルサコフ「シェエラザード」、ブラームス「交響曲第1番」、ドヴォルザーク「交響曲第8番」、R・シュトラウス「英雄の生涯」など)、アンサンブル・リーダーとしての指導監督、ステージ・マナーの掌握、トラブルの解決などなど、その仕事内容は極めて煩雑多彩にして負担が大きい。
その多くは男性だが、最近では女性の姿も見られ、この場合はコンサート・ミストレスと称する。
また複数のコンマスを在籍させるのが普通である。
なおコンサートでは指揮者が主導権を握っているように見えても、実際にはコンマスが仕切っている場合がないとはいえず、指揮者にとっては頼もしくも恐い存在である。
「シェエラザード」をシュヴァルベの妖艶なソロをカラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏で聴いてみたい。
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