2008年01月27日

標題音楽とは


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あたりは暗闇にしてひっそりと静まりかえっている。

夜露の滴が梢を濡らし、かすかな空気の揺らぎと共に何かがうごめく。

東の方にはほんのりと陸と空の境が現れ、小鳥たちの囀りが遠くに聴こえる。

その声が次第に大きくなると、虹の懸け橋の向こうに、輝かしく壮大な陽が昇る。

ラヴェル「ダフニスとクロエ」の「夜明け」はこのように始まる。

標題音楽とは、音によってこうしたさまざまな現象を描写したり、特定のストーリーを持つ音楽のことをいう。

つまり音による絵であり、寓話である。

作品にその内容を象徴するようなタイトルが付けられている場合も多い。

そのため音楽の内容は具体的・写実的で、分かりやすさとサービス精神が身上である。

しかしそれゆえか、音そのものを抽象的に組み立てていく「絶対音楽」に比べ、愛されてはいるが何となく軽く見られがち。

いささか損な存在である。

ベルリオーズの「幻想交響曲」、デュカスの交響詩「魔法使いの弟子」などが代表例。

いずれもデュトワ指揮モントリオール響で聴きたい。

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classicalmusic at 23:36コメント(0)トラックバック(0)クラシック音楽用語解説  

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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