2008年01月28日

アダージョ・カラヤンとは


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生きているうちは《帝王》なんて呼ばれたりして、超俗物のウサン臭いイメージがつきまとっていたが、死んで生臭さが薄まるにつれて、カラヤンという男がとんでもなくぶっ飛んだ指揮者だったということが改めて見えてきた。

1995年最大の話題作「アダージョ・カラヤン」は、クラシック特有の気の長い《つじつま》にも、わかる人にだけわかるウンチクにもよらず、ただひたすた音の《すがた》の良さ、すなわち芸能的快感に基づいて音楽を作る、カラヤンの革命的に下世話な感性によって初めて成り立ち得たアルバムだった。

「アダージョ」はカラヤンの代名詞ではない。

一つの芸の切り口である。

名曲の《さわり》でしかないという卑屈さも寄せ集めの安直さも感じさせない。

いわばクリップを《歌舞伎十八番》よろしくとことん楽しませてしまうことのできる、カラヤンはおそらく古今不世出の指揮者なのである。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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