2008年01月29日

棒テクとは


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ズブの素人がオーケストラを指揮するのをテレビで見たことがある。

それはそれで面白かったが、オーケストラのアンサンブルはクシャクシャで響きも濁っていた。

一方、本職の指揮者が振れば、素人と同じように腕を動かしているように見えても、何故かオーケストラはキチンと進行し、響きもクリア。

これはまさにミステリーだが、この違いを生むものこそ指揮のテクニック、即ち《棒テク》である。

しかし、手の物理的な動きのみによってアンサンブルを整えたり音楽を表現するだけなら、《棒テク》としては片手落ち。

指揮者が相手にするのは、オケという人間集団である。

彼らに自分の望む音を出させるには、それ相応の駆け引きや説得力、そして統率力が要求される。

つまり《棒テク》とは、物理学と心理学の産物なのである。

マゼールやプレヴィンなどが現代の名手。

どちらかといえば物理学の大家である前者には、クリーヴランド管による「プロコフィエフ:ロミオとジュリエット」がある。

心理学の大家である後者には、ロンドン響による「ラフマニノフ:交響曲第2番」がある。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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