2008年01月29日

クラシックの神様たちァДザルスとピアティゴルスキー


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とかく大きな楽器は扱いにくい。

おまけに響きが重たいから、どうしても音の表情がかったるくなる。

というわけで、ま、無理せずじっくりいきましょうか、などとついおっとりしてしまう。

そんな低音楽器の《持ち味》を離れ、チェロを実に豊かな表現力を持つ丁々発止のソロ楽器として認知させた巨人がこの2人。

カザルス(1876-1973)は、一音一音に激しい意志と情念を込めて、この楽器の深々と思索的な響きに感動の身振りを刻みつけた。

そしてその音でキナ臭い現実社会にゴリゴリと渡り合って孤高に至った。

ピアティゴルスキー(1903-76)は驚くほど軽やかに音を動かして、肉声に近いといわれるこの楽器の響きにしなやかでサラリ人懐こい快感の響きをもたらしが。

そして「百万ドル・トリオ」を結成し、誰もマネできないようなスリリングで聴衆の血を湧かせた。

神様として崇められるのは前者だが、聴いて楽しむという現世の《御利益》は実は後者にある。

カザルスの代表的演奏は、やはり自ら校訂し名曲として蘇らせたバッハの「無伴奏チェロ組曲」であるが、これは別項で述べたので、ここでは「鳥の歌-ホワイトハウス・コンサート」をあげておく。

ピアティゴルスキーは、ソリストとしてはやはりミュンシュの指揮による「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」で持ち味を魅力的に発揮している。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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