2008年01月30日
ラテン的とは
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「何をシケたこと言ってんだよ。祭りだ祭りだ。パーッとやろうぜ!」となれば居ても立ってもいられない。
《血が騒ぐ》とはこのことか。
さながら瞬間湯沸かし器のごとく、カッときたら手がつけられぬほど、情熱的なぞ通り越し、狂熱的トランス状態に陥る。
照りつける太陽のもと、リズムは強烈、色彩ギラギラ、音楽は頭でも心でもなく、ひたすら野性的に肉体そのものを突きまくる。
《ラテン的》とは、こんな本能的衝動を感じさせる演奏や作品に対して使われる。
デュトワがモントリオール響を振ったファリャの「三角帽子」は、作品もさることながら、ラテン的トランス状態をまざまざと見せつける代表例だし、アルゲリッチの「夜のガスパール」も同様に熱い。
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