2008年01月31日

環境音楽とは


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ふと音がしていることに気がついてその音に耳を澄ましたら、思いがけなくも身体にスルスルしみ込んで気分が抒情的になり、目に映る風景がキラリ別物のように見え始める。

例えばそんな経験をしたことはないだろうか。

環境音楽とは、ある環境に組み込まれ、そこにある他のあれこれと共に見聴き感じることによって感性に作用し、その場の居心地を作り出す、そんな音楽のことである。

《聴く》音楽ではない。

いわば《聴こえる》音楽である。

始めも終わりも意識されることはない。

特定のストーリーがあるわけでもない。

ただ響きを聴いて響きに感じる。

コンサート・ホールやステレオ装置の前でじっと音と対峙する、といった従来のあり方とはまったく異なる音と聴き手の関わり方を志向した、新たな《音楽体験》のかたちである。

芦川聡と吉村弘の共同制作になる釧路市立博物館の音楽は、日本におけるその美しき草分けである。

というわけで、CDで環境音楽を聴くなどナンセンス。

あえて聴くための音楽は挙げない。

ぜひその場所に行って体験してもらいたい。

吉村弘「都市の音」(春秋社)に代表的なものが紹介されている。

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classicalmusic at 18:26コメント(0)トラックバック(0)クラシック音楽用語解説  

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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