2008年02月01日

シアター・ピースとは


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シアター・ピースとは、舞台の上で、楽譜に書かれた音を演奏するだけでなく、テキストを読み上げたり、場所を移動したり、演奏しながら洋服を脱いだり、あるいはエンジンをふかす音だのクラクションだのといった楽器以外の音や光を発生させたりするなど、視覚的・演劇的なアクションを伴う作品のことで、1950年代後半から70年代前半にかけて盛んに試みられた実験音楽の一つの形態である。

《音楽的な》音だけを居ずまい正しく聴くことに慣れた耳には、ちょっとしたハプニング状態に陥る。

シアター・ピースの多くには予期せぬイヴェントやハプニングが仕掛けられていて、そこで起こることはしばしば偶然に委ねられているから、なかなかお馴染みの《意味》には落ち着いてくれない。

当初は、そうした《常識》との落差を突きつける過激にナンセンスな音楽であったが、1970年代半ば以降は「さまざまな要素を持つ音楽」の一手法として安定活用・安心体験されている。

柴田南雄は、70年代に日本の民謡などを素材にした合唱のための優れたシアター・ピースを遺した。

近年では、中国出身でNYで活動するタン・ドゥンという作曲家が、90年代に至って「オーケストラル・シアター」という作品で、この手法を久々に「安定活用」して話題を呼んだ。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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