2008年02月02日
ガムラン音楽とは
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インドネシアの伝統音楽の打楽器を中心とした合奏の形態をガムランという。
その音楽は、各パートが入れ子のように組み合わさって微細にビートを刻んでメロディを紡いでいく、一度聴いたら忘れられない響きを持っている。
地域によってさまざまな種類のものがあるが、中でも有名なのがバリ島とジャワ島のガムランである。
特にバリ島のガムランは、観光旅行やたびたびの来日ですでにお馴染みだろう。
神々に奉仕する、舞踏を中心とした鮮烈な響きを持つ音楽である。
これに対し、ジャワ島中部のガムランは王宮の儀式に使われる、極めてデリケートに洗練された音楽である。
ゆったりとゆたって移ろいゆくその音楽は、まさに天上の響き。
聴いていると、ふっと気が遠くなるほどだ。
古今、この音楽に強烈にインスパイアされて、作曲家たちがしばしば作品を残している。
武満徹の「フォー・アウェイ」はその最も美しい例の一つである。
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