2008年02月02日
リハーサルとは
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どんな優れた演奏家やオケだって、いきなり本番を迎えるわけではない。
当然そこに至るまでには、何回かの練習が重ねられる。
それは楽譜を読む作業から始まり、そこに書かれたありとあらゆる情報、そしてさまざまなアイデアを検討・選択・決定していく。
そして肉体的訓練と共に次第に音楽の形を整える。
リハーサルとは、そうした一連の組立作業の総称である。
ごく一般的なオケの演奏会なら、2〜3回のリハーサルと、ゲネラル・プローベ(略したゲネプロ)と呼ばれる総練習を経て本番となる。
ちなみにオケのリハーサル・シーンを収めたCDやDVDなどは、おおむねゲネプロ程度に仕上がった段階のものが多いが、それによれば暴力的・高圧的・教育的・紳士的・実務的・カリスマ的など、指揮者がオケに接する態度はさまざま。
実はリハーサルとは、単なる練習にとどまらず、本番以上に指揮者の音楽や人間性を写し出す鏡でもある。
DVDを見てお確かめあれ。
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