2008年02月02日
現代音楽とは
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現代音楽とは、難解で耳触りが悪くて、想いを馳せたり、感情移入したりする手がかりに乏しい、いわば「よくわからん」音楽を総称する代名詞。
主として第2次大戦以降の、調性構造を持たない作品をイメージした言葉だが、別にハッキリとした定義があるわけではなくて、例えば、クラシックは長くて堅苦しくてかったるい、というのに似た、ある価値観を伴った十把一絡げの用語である。
実際にはさまざまなコンセプトや手法に基づく作品があって、その聴き方楽しみ方はそれぞれに異なるわけで、一言でくくるなど随分乱暴な話だが、音楽ってこういうものだよな、といった約束事が意識的に解体されてしまっていることが多いから、聴く側にある程度の知識と柔軟な耳と問題意識のようなものがないと面白さに出会いにくい。
その一種しち面倒臭さが災いして「音楽以前だ」「撲滅運動!」などといった「もういや」的反応を呼び起こしたりする、きな臭い言葉である。
かつて現代音楽が盛んなりし頃、バーベリアン(vo)やホリガー(ob)といった、それら実験的活動を支えた欠くべからざるスペシャリストたちがいた。
その妙技が、ベリオの1960年代の作品集に勢揃い。
懐かしくも尖鋭に楽しめる。
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