2008年02月03日

「運命」とは


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運命」とは説明するまでもなく、ベートーヴェンが1808年に完成した交響曲第5番ハ短調のこと。

最初のタタタターンというテーマを知らぬ人がいないほど、クラシック音楽では最も有名な作品である。

ただこの名前は、「運命はかく扉を叩く」と作曲者が言ったとかいう話による日本だけの俗称。

でもこの曲、特に面白い響きや美しい旋律があるわけじゃない。

あるのは例のリズムばかり。

では何故こんなにウケたのか?

それは何も学問的なことではなく、「苦悩に打ち勝つ」という分かりやすい感動の図式が聴き手の実生活と重なったため。

つまり「運命」交響曲とは、音によって人生訓を授けてくれた、音楽史上稀な有り難い倫理的作品なのである。

真っ向からこのシナリオに寄り添って、お約束の感動を与えてくれるのがクライバーならば、真っ向から過激に白けているのがブーレーズ。

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コメント一覧

1. Posted by かわいなうしか   2009年03月21日 21:35
不思議な感想を持ちました。でも、思いこみがなくなって、新しい運命の扉が開かれました。感謝。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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