2008年02月04日

バレエ的とは


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マーチならこれぐらい、ワルツならこれぐらいというように、我々にはそれぞれの曲に対する一定のテンポ感がある。

それは演奏したり聴いたりする事から体験的に導き出されたもの。

でも《バレエ的》とされるような演奏を聴くと、ある時は速くある時は遅くというように、普通のテンポ感と微妙な違いがあるのに気づく。

それはバレエの場合、何回も廻れるかとか何回跳べるかとか、つまりどんな振付かという事でテンポが決められるため。

そしてどんな遅い曲であってもリズムは常に軽く弾んで、一定のテンポがキープされる。

ましてや音楽に情念を押し込むなど、踊り手の集中を妨げるだけで百害あって一利なし。

《バレエ的》とは、テンポやリズムなどにこうした特徴を備えた演奏を指す。

でもこれは必ずしも音楽の生理と一致しないので、バレエ的に演奏するにはかなりの《修行》を要する。

そしてそれは、必然的にスペシャリストを生むこととなる。

彼ら多くは《芸術家》を目指さず、ひたすらしたたかな職人に徹しているが、現代ではボニングがその代表格である。

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classicalmusic at 04:33コメント(1)トラックバック(0)クラシック音楽用語解説  

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1. Posted by かわいなうしか   2009年03月21日 21:31
勉強になりました。もちろん楽しく。音楽。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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