2008年02月04日

ポストニコワ&ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲全集


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チャイコフスキーのピアノコンチェルトというと、ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、リヒテル、アルゲリッチの演奏のような、曲よりも演奏者のヴィルトゥオジティを聴くか、もしくはコンクールのボロボロな演奏を聴くかのどちらかで、この曲自体に嫌気がさしておられる方も結構いらっしゃるのではないだろうか。

また第2番と第3番はほとんど聴いたことがないという方ばかりであろう。

ここでこれらの曲の最も音楽的な名演を紹介する。

ピアノはポストニコワ。指揮はロジェストヴェンスキー。

ポストニコワは1944年モスクワ生まれのロシアの女流で、ロジェヴェンの夫人。

まず第1番と第3番の演奏について。

ピアノも指揮も実に素晴らしい。録音も含めて、両曲のベストの1つであろう。

第1番では、ピアノのテクニックが冴えわたり、音はクールに結晶化して澄み切り、何よりも表情が雄弁である。

グランド・マナーでさえもいかにも音楽的なのだ。

第3番でも、第1番以上にロジェストヴェンスキーの指揮が冴え、何と美しい曲なのだろうと聴く者の胸を騒がせる。

オーケストラも小さな相の手ひとつにさえ意味を感じさせる。

第2番でもポストニコワの演奏は、したたかなテクニックを土台とした大柄なもので、表情の雄弁さにおいて比類がない。

音楽を完全に自分のものにしたところから生まれる自在感は絶品で、楽器を華やかに鳴らし、オケと一体になって抜群のドラマを描き上げてゆく。

ロジェストヴェンスキーも有機的な響きと心のこもった熱い音をもとに、思い入れたっぷりの真実性に溢れた音楽を聴かせる。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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