2008年02月04日

グールドのバッハ(4)


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。

 

「トッカータ」は快いリズムに乗せ、親しみのこもった音を駆使して、新しいバッハの世界を構成している。

各曲のいわゆるトッカータ風の即興的な部分で、グールドの演奏がきわめてユニークな持ち味を聴かせるのはいうまでもないが、より厳格に書かれたフーガ部分の解釈がなかなか聴きもので、飽きさせることがない。

フレッシュな響きを保ち、楽想の性格的対比を最大限に実現した、ピアノによるバッハの個性に満ちた演奏である。

「6つの小前奏曲」以下はあまり馴染みがないものばかりだが、演奏はすっかりお馴染みの《グールド調》で、楽想に応じて自在に彼のファンタジーが繰り広げられ、少しも飽きさせない。

つつましい作品も彼の手にかかると、実に多彩な表情をもって生き返る。

彼の卓抜さが楽しめるのは「6つの小前奏曲」と「小前奏曲」で、ここでは奇才が縦横にそのイメージをふくらませ、聴き手を自分の世界に引き入れてゆく。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 13:27コメント(0)トラックバック(0)バッハ | グールド 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ