2008年02月09日

メンゲルベルクのバッハ:マタイ受難曲


この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。



バッハを面白く聴きたければメンゲルベルクにとびつくに限る。

第2次世界大戦前夜の演奏会のライヴ録音で、少なからぬカットがあるが、記念碑的名演として知られている。

これほど人間的で、ロマンティックな演奏はほかにないだろう。

どこからみてもオーソドックスな演奏とはいえないが、実に自由奔放でロマンティシズムの限りを尽くし、くまどりが濃く、劇的な誇張が興奮と感動を呼び起こす。

メンゲルベルクの音の捉え方、動かし方はもはや奇蹟に近い。

彼には厳格なイン・テンポということがなく、感情の昂まりとともに波打つ血の流れのように、聴き手に熱さが伝わってくる。

ここには19世紀後半から20世紀初頭に生きた、まぎれもない真実の感情が波打っている。

世界最後のエヴァンゲリストといわれたエルプの名唱も新鮮な感動を呼びおこす。

メンゲルベルクはかなりのカットを行っているが、アカデミックにこの曲を聴きたい人以外には、これでも一向にさしつかえはない。

別項で紹介した、リヒターの1958年盤と共に必聴の名盤だ。

ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング



フルトヴェングラーのCDなら、 フルトヴェングラー鑑賞室



classicalmusic at 22:30コメント(0)トラックバック(0)バッハ | メンゲルベルク 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メルマガ登録・解除
 

Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

Categories
Archives
Recent Comments
記事検索
  • ライブドアブログ