2008年02月19日

カラヤンの「トゥーランドット」


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もともとカラヤンはプッチーニが得意で、「蝶々夫人」も素晴らしい演奏だったが、「トゥーランドット」は晩年とは思えない異常なテンションの高さでド肝を抜く。

管弦楽もだが、合唱も何かに憑かれたかのような興奮ぶりである。

この曲に限らず、プッチーニのオーケストレーションをカラヤンほど説得力ある演奏で聴かせた指揮者は他にいない。

この録音まで、カラヤンがこのオペラを実際に劇場で演奏していたという記録はない。

しかし、ここには満を持して発酵させたコクのある音楽がある。

テンポは驚くほど遅い。

カラヤンはそのテンポの中に、プッチーニの精妙な音楽、微妙きわまりない音色の高価を極めて入念に描き出している。

強い意思でキャスティングを組んだカラヤンの意図が生かされた名演だ。

トゥーランドットにあえてリリックな声のリッチャレッリを配しているのも異色で、声の質としては不向きなリッチャレッリをもってきて、見事に成功している。

それにドミンゴのカラフが素晴らしい。

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classicalmusic at 19:29コメント(0)トラックバック(0)カラヤン | プッチーニ 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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