2008年02月20日
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とは
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ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とは、1882年に結成されたドイツのオーケストラ。
1870年から翌年にかけての普仏戦争の結果、新しいドイツ帝国が生まれ、ベルリンがその首都となったが、当時のベルリンには宮廷歌劇場管弦楽団のほかに、いくつかのオーケストラがあった。
それらはいずれも私的なものだったが、その中に1878年にベンジャミン・ビルゼが始めたビルゼ管弦楽団があり、高い評価を受けていた。ところが1882年の初めに楽員に対する待遇の問題で内紛が起き、54名が脱退した。
そして残った楽員に、新しい6人のメンバーを加えて新しく創立されたのが、ベルリン・フィルというわけである。
初めは、常任指揮者を置かなかったが、1887年にハンス・フォン・ビューローが初代常任指揮者に就任して、この楽団をヨーロッパ屈指のものとしたのち、ニキシュ、フルトヴェングラー、カラヤン、アバド、ラトルとその地位が継がれ、その時々最高の指揮者を常任に置いて、常に世界最高のオーケストラとして君臨し続けてきたことは周知の通り。
こうしたスーパーぶりは、客演にしろ、この楽団に招かれることは、その指揮者にとってのステイタスとされることにも窺われる。
さまざまな指揮者のもとでのあらゆる演奏において、その特別に優れた機能美と表現力は、まさにこのオーケストラならではのものと言えるだろう。
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