2008年02月21日
シカゴ交響楽団とは
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シカゴ交響楽団とは、1891年に創設されたアメリカのオーケストラ。
ニューヨーク・フィル、ボストン響に次いで、アメリカで3番目に古い交響楽団とされている。
創設者トマスからストック、ドィスフォー、ロジンスキー、クーベリック、ライナー、マルティノンと音楽監督が受け継がれてきたが、ショルティの時代になってから名実ともに黄金時代を迎えた。
輝かしい響きのブラス・セクション、豊麗な響きの弦セクションなど音の美感の素晴らしさに加えての驚くばかりに正確な合奏能力と指揮者の多様な要求に機敏に反応できる多彩な表現力が、世界で最上級のオーケストラとされる所以だろう。
1991年からバレンボイムが音楽監督となっている。
2006-2007年のシーズンは新音楽監督が決まらずに迎えることになるが、首席客演指揮者のピエール・ブーレーズが人事権などの一部を担う形で、新しいシェフの選考は継続される。
2006年シーズンより、ベルナルト・ハイティンクが首席指揮者に、ピエール・ブーレーズが名誉指揮者に就任すること、これらの人選は新しい音楽監督の決定とは別の話であるとの発表が楽団からなされた。
2010年5月、ムーティは正式に音楽監督に就任した。
なお首席指揮者ハイティンク、名誉指揮者ブーレーズもそのまま在任している。
私はもう25年程前になるが、ショルティ指揮シカゴ響のマーラー「復活」を聴いてド肝を抜いた。
ショルティは「復活」のあらゆる細部に至るまで手中に収め、全体を彼ならではの意志的な力で貫いている。
作品にふさわしく多彩を極めたショルティの表現はシカゴ響の卓越した技量によって初めて実現されている。
その音楽性は、白熱の燃焼から瑞々しい抒情まで幅広く、新古典主義的様式による典型的なマーラーだ。
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