2008年02月26日

パリ音楽院管弦楽団とは


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もう一つ今はないオーケストラを挙げるとすれば、パリ音楽院管弦楽団を忘れることはできない。

このオーケストラはクリュイタンスの死後、パリ管弦楽団を新しく創設するために解散させられたのだが、これほどフランス独特の響きをもったオーケストラはない。

機能的にはパリ管弦楽団の方がすぐれているかもしれないが、楽員の自発性に富む表現やエスプリがすばらしく、それがもはや永久に失われてしまったことは、クリュイタンスが指揮したラヴェル全集を聴けば明らかである。

どの曲も、ラヴェル固有の、フランス的詩情とラテン的色彩美にあふれており、クリュイタンスの表現は精妙で、しかも気品がある。

特に「マ・メール・ロワ」はクリュイタンス自身が「自分の最も素晴らしいレコード」と語ったように秀逸である。

「ダフニスとクロエ」は各場面の情景描写がうまく、構成力もしっかりしている。

その他、高雅で気品に満ちた「亡き王女のためのパヴァーヌ」、官能美と情熱的な気分を鮮やかに表出した「スペイン狂詩曲」をはじめ、どれも永遠に光を失うことのない感動的な名演奏だ。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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