2008年02月26日

ホロヴィッツのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番(1978年ライヴ)


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協奏曲は1978年1月、ホロヴィッツの「アメリカ・デビュー50周年記念コンサート」のライヴ録音である。

この曲は古今のピアノ協奏曲の中でも屈指の難曲として知られる。

ところがホロヴィッツは若い頃からこの曲を得意中の得意にしており、ラフマニノフは「この曲を完全に消化している」と脱帽した。

この難曲を《見せ物》にしてしまうホロヴィッツの恐ろしいまでのヴィルトゥオジティは圧巻。

つまりホロヴィッツの代名詞といえる曲なのである。

彼にとって協奏曲を手がけるのは25年ぶりなだけに、この演奏にかける意気込みは並々ならぬもので、とても73歳の高齢とは思えない、スケールの大きな、打鍵のしっかりとした演奏である。

若い頃に比べるとテクニックの面でやや弱さはあるものの、深々とした呼吸で、ラフマニノフの曲のもつ暗い情熱を濃厚に表出している。

テンポは以前の録音よりいくぶん落ちるが、表現力はその分増している。

叙情的フレーズをジェントルに歌いまわすかと思えば、超絶技巧をワイルドにうならせる。

このピアニストの神技の凄味をたっぷりと楽しませてくれる壮絶な演奏なのである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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