2008年03月18日

ベーム&シュターツカペレ・ドレスデンのR.シュトラウス:アルプス交響曲/死と変容


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名演である。

「アルプス」はベーム壮年期の録音で、きびきびとしたテンポ感と、引き締まったオーケストラのコントロールといった、後年の演奏とは違う、明快で颯爽としたベームを聴くことが出来る。

録音はともかく、演奏は最新盤と比べてもひけをとらない。

何しろオーケストラがこの曲を献呈された名門というだけでなく、素晴らしいアンサンブルの遠近感とまろやかな響きをもって演奏しているからだ。

ベームも外面的になりがちなこの曲を味わい深く表現して気品の高い音楽をつくっている。

登頂の感動の表現は、いまでもこれにまさるものはない。

ベームのR.シュトラウスは、そのいずれもがツボにはまった立派な演奏であり、それはベームがR.シュトラウスのよい指揮者であることを示している。

ここでもベームは、写実的なこの曲を克明に追っているばかりではく、情景の雰囲気をよくつかんで、豊かに表現している。

こんなに表情のはっきりした気分的表現も珍しく、これはよいディスクである。

「死と変容」は緊迫した名演だが、落ち着いた運びと清冽な表現も印象的で、演奏はいかにも手厚く巧みである。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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