2008年03月19日

ルービンシュタインのショパン入門


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ルービンシュタインは晩年に前奏曲と練習曲を除くショパン全集を録音した(前奏曲と練習曲はアルゲリッチとポリーニで満たそう)。

したがって、ルービンシュタインのショパンを全部集めようとしている方にはこの盤は必要ない。

楽種は、ポロネーズ、夜想曲、ワルツ、マズルカ、バラードなど8種で、録音時期も1959年から65年と比較的後年のものが選ばれている。

この頃のルービンシュタインは往年の覇気と情熱が影をひそめ、演奏が淡白になって、いかにも老成してしまった趣がある。

それを良しとするか不満とするかは意見が分かれるところだろうが、70歳を過ぎてなお充実しきったピアニストの最上の演奏といってよい。

ルービンシュタインとショパンを結びつけるのは、両者に通じる一種の古典主義的精神であり、このことが彼を20世紀の真に偉大なショパン解釈者としたのだろう。

そうしたバックボーンがあってこそ、ヴィルトゥオーゾと古典的造形という、いわば相反するものの見事な一体化を聴くことができるのである。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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