2008年03月25日

ミュンシュ/パリ管のブラ1


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ミュンシュ&パリ管の「幻想交響曲」に次ぐ2枚目のアルバムだった。この年(1968年)の11月にミュンシュは亡くなっている。

ミュンシュ最晩年の演奏だが、その気迫に目をみはる圧倒的な名演である。

冒頭から遅いテンポをとった雄渾な表現で、スケールが大きい。

ミュンシュのテンポは総じて遅く、劇的表出力が強くてかなり粘り強い表現をしている。

特に第1楽章は、堂々と粘着力をもって情熱的に盛り上げてゆくが、その力の強く逞しいことは驚くばかりだ。

第1,4楽章では、情熱が開放されて、響きは明るさと重量感を兼ね備えている。

また4つの楽章を、造形的にもそれぞれの特質を発揮するようにまとめていて、劇性と抒情性が美しくバランスしている。

オーケストラも彼の意図する曲の燃えるような情熱を余すところなく表現しつくしている。

総じて、胸を広げて、深くすべてを飲みほそうとする力強い呼吸が感じられる。

これほど音楽的に内容の濃いブラームスは、余り例がない。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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