2008年04月02日

トスカニーニ&ニューヨーク・フィル名演集


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いずれもトスカニーニの絶頂期の名演揃いであり、20世紀前半の管弦楽演奏が到達した最高水準の記録である。

ベートーヴェンは明快・端正で彫りが深く、しかも内面の緊張力と動感が凄まじく、今なお新鮮な感銘を与える。

ハイドンも古典主義的美感の極致といえるほど端麗な名演で、モーツァルトはレコード史上に残るこの曲の最高の演奏だ。

ハイドンはトスカニーニがニューヨーク・フィルの常任指揮者に就任した直後の録音で、ベートーヴェンは7年間勤めてきた常任指揮者の地位を辞任する直前に録音したレコードの一つ。

これらの曲目はいずれも後年のNBC響との録音でも聴くことができるが、NBC響との演奏は厳しく緊迫感のある表現となっている。

一方、ニューヨーク・フィルとの演奏は驚くほど自由な雰囲気をもっており、表現もこなれていて後年の演奏には見られない美しさがあり、一段と白熱的でもあった。

とりわけベートーヴェンは傑出した名演。

1951年のNBC交響楽団とのRCA盤も素晴らしいが、厳格すぎて自由な雰囲気が欠如している。

ニューヨーク・フィルの黄金時代に録音されたこの円熟した演奏とは比較にならない。

70年以上前の音ながら、充分に鑑賞に耐える録音である。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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