2008年04月04日
田中希代子~東洋の奇蹟~
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日本が生んだ天才ピアニスト、田中希代子についてはいずれは述べないといけないと思っていた逸材であり、マズアとのモーツァルトK.491など最高なのだが、残念ながら入手難なので、ここではそれ以外の名演を紹介することにしよう。
「皇帝」が特に良い。
田中の演奏ははち切れんばかりの若々しさにあふれ、第1楽章は肩で風を切って進む颯爽たる快演だが、デリカシーも充分にある。
第2楽章もくっきりとして快い。
フィナーレも、説得力ある自己主張に満ちている。
ワルベルクはソリストにピッタリつけた生命力のある指揮ぶりで、楽員の張り切った気持ちが伝わってきて実に気持ちがよい。
ドビュッシーはすばらしい。
ソフトで美しい響きで音楽の自在な動きが紡ぎ出される演奏と解釈には、すでに大家の風格があるし、感性はあくまでしなやかである。
これは決してテクニックに頼って楽譜からドビュッシーの音楽をすくいとったような演奏ではない。
ドビュッシーの音楽の本質をしっかりと押さえた演奏。
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コメント一覧
1. Posted by 音の満喫生活★音三昧 2008年04月04日 21:13
はじめまして!
通りすがりにブログ拝見させて頂き、目に止まりましたので、コメントさせて頂きます^^
音楽好きの私です♪
それでは失礼しますm(_ _)m
通りすがりにブログ拝見させて頂き、目に止まりましたので、コメントさせて頂きます^^
音楽好きの私です♪
それでは失礼しますm(_ _)m
2. Posted by 和田 2008年04月04日 22:05
「人生昼行燈」という言葉を捧げたいと思います。