2008年04月16日

カラヤン&ベルリン・フィルのヴィヴァルディ:協奏曲集「四季」、アルビノーニのアダージョ、他


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カラヤンは2度ヴィヴァルディの「四季」を録音している。

ベルリン・フィルのコンマス、シュヴァルベ(Vn)&ベルリン・フィルとの旧盤は、速めのテンポで流麗の限りをつくした、いかにもカラヤンらしい演奏。

柔らかいアタック、角のとれたリズムと、艶やかではあるが、霞のかかったいぶし銀のフィルターをつけた音色等、ムード満点だ。

「春」の第3楽章でのレガートと音のからみの美しさ、上質なハーモニーは彼ならでは。

シュヴァルベの没個性的なソロも、この場合には指揮者の意図に忠実ということでかえって利点となっている。

アルビノーニも傑作だ。

じっとりとした重たいリズムの上に、濃密な弦楽器が重なってくる。

その濃厚な味わいは、さながら砂糖もバターもリキュールも惜しげもなく投入したフランス菓子のようなもの。

舌の上に、いや耳の中に甘さが広がってくる。

あるいは脂の乗り切った大トロと言ってもいい。

こんな演奏をした人は他に誰もいないだろう。

まさに、カラヤンの個性が全開になった演奏である。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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