2008年04月20日

カラヤンのベートーヴェン交響曲集(BShiの放送)


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カラヤンの生誕100年記念企画が4月の毎週土曜日21時からBShiで行われている。

12日と19日でベートーヴェンの交響曲第3,5,6,7,8番が放送された。

全てカラヤン全盛期の1970年代前半の映像である。

「エロイカ」は注目すべき秀演である。

解釈は純音楽的で、そこに非常な迫力と劇性が備わっており、しかも人間的なぬくもりも失っていない。

ベルリン・フィルの合奏力も緻密で、音そのものも極めて洗練されている。

第8番はまことに豪快な表現で、堂々たる自己主張を提示しながら造形的には決して無理をしていないのはさすが。

各楽章の特色も鮮やかに描き分けている。

「田園」は楽想と構成が端正に整理され、音楽的に成熟しており、細部を綿密に透明度の高い響きで表現している。

これほど後半3楽章の連続性を一体的に構築した演奏も珍しい。

「運命」は非常な勢いをもって始まる。

全体に流動感が強く、一気に進行する印象が強い。

終曲では内声となるべき金管が浮かび上がるのも興味深く、フィナーレの表情も個性的。

第7番はさらに完成度の高い演奏で、終楽章では凄まじいほどの気迫で生き生きと音楽が歌われ、それが極めて新鮮な印象を与える。

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1. とうとうリリースされたCDの印象とは  [ 感動への招待: カラヤン 人と音楽と記録と日本 ]   2008年04月20日 17:03
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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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