2008年04月29日

ベームの「ロマンティック」


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驚異的な名演奏。

きわめて質の高いみごとな演奏である。

第一にウィーン・フィルの表現力の多様さと底力は超絶的なもの。

加えてベームの指揮により、強い緊張の糸が全体に張りめぐらされ、パースペクティヴも完璧といって過言ではない。

金管の威力も素晴らしく立派の一語につきる。

ベームはいささかの曖昧さも乱れもみせず、大きな風格を備えた峻厳な表現。

総体的にテンポはゆったりとしており、その傾向は両端楽章に顕著に表れているが、第1楽章の冒頭のホルンによる音楽の開始には柔らかさとおおらかさが溢れている。

それに続くオーケストラの全合奏は、実に堂々とした風格がある。

これだけ聴いただけでも、このコンビによるブルックナーの素晴らしさがよくわかるだろう。

終始ロマン的な詩情をたたえ、音楽の盛り上がりもごく自然である。

すべてに自信のある落ち着きが表れ、同時に音楽のきめ細かさや表情のデリケートさも充分に備えている。

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classicalmusic at 23:54コメント(0)トラックバック(0)ブルックナー | ベーム 

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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