2008年05月03日
アルバン・ベルク四重奏団にシフを加えたシューベルトの弦楽五重奏曲
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シューベルトの死の年に作曲された、最後の室内楽曲で、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ2という特殊な楽器編成で書かれている。
彼の室内楽曲の中では、最も交響的な色彩をおびたもので、《歌曲王》のシューベルトが、こうした器楽曲においても、なみなみならぬ手腕をもっていたことを示した傑作である。
アルバン・ベルク四重奏団と若手のチェリスト、シフを加えての演奏は、緊迫感にみちた劇的な表情と、豊かな抒情性を兼ね備えたもので、この大曲の持ち味を、余すところなく表現していてみごとである。
極めて緊密なアンサンブルに支えられた素晴らしい熱演である。
それは第1楽章の冒頭を聴いただけでもわかる。
激しくクレッシェンドして緊張を加え、ドラマを盛り上げて行く。
しかし、やがて出てくる抒情的な部分での柔らかい表現にも、この団体のスタイルがいっそううかがえる。
シューベルトがこの長大な作品にこめたドラマティックな緊張と抒情性とを、彼らは余す所なく表現しているのである。
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コメント一覧
1. Posted by
ペンチ
2008年05月03日 05:06
クラシック音楽ぶった斬り様、いつもトラックバックありごとうございます。ごあいざつが遅れましてお許し下さい。ご紹介のCD、聴いてみようかなと思っています。
2. Posted by
和田
2008年05月03日 06:45
コメントありがとうございます。
いつもクラシック音楽の内容の記事ばかりで息苦しくお感じになられるかとも思われますが、今後ともよろしくお願い致します。
いつもクラシック音楽の内容の記事ばかりで息苦しくお感じになられるかとも思われますが、今後ともよろしくお願い致します。
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