2008年05月04日
カラヤン得意のチャイコフスキー管弦楽曲
この記事をお読みになる前に、人気ブログランキングへワンクリックお願いします。
LPはカラヤンの75歳の誕生日を記念してつくられた豪華写真付きで出たもの。
「ロメオとジュリエット」は内面から光を発するような、充実した演奏である。
作品の劇性と抒情をこのうえなく鮮麗に表出した秀演。
この曲は指揮棒ひとつで、妙に安手になったり、甘ったるくなったりするが、カラヤンの精密で引き締まった指揮は、この曲のそうした弱点をみごとにカバーしている。
モンタギュー家とキャプレット家の争いの場面でのあざやかな合奏力、愛の場面のしなやかでロマンティックな表情など、最後まで息を抜くことのできない名演奏だ。
カラヤンは、全く自己の手足となったベルリン・フィルの機能を縦横に駆使し、かなり幅広いダイナミックスを与えながら、ロマン的な情感の冷たさと共に、明快さや軽妙さなども多彩に表現している。
特に「くるみ割り人形」では、それぞれの舞曲の特徴もよく描かれており、こうしたレパートリーでのカラヤンは傑出した聴かせ上手である。
このような曲を指揮してカラヤンの右にでる指揮者は、ちょっと見あたらない。
ところで、クラシック音楽情報ならこちらがオススメです。
人気ブログランキング