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2008年05月05日

ホロヴィッツのスカルラッティ:ソナタ集


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バッハと同時代にスカルラッティがチェンバロのために作曲した珠玉のように美しいソナタは、現在ではスコット・ロスの偉業ともいうべき全集で全曲が聴けるようになったが、スカルラッティの独特の魅力を湛えたソナタの普及に最も貢献したのはホロヴィッツであり、さまざまな機会に録音している。

ピアノの超絶技巧というのは、指がよく動くことだけではない。

ピアノという楽器からどれだけ多彩な音色と表情を描けるかということが最も大切なことである。

ホロヴィッツのピアニストとしての完成度はその音色の多彩な美しさにあり、それを最もよく示し出しているのがスカルラッティを弾く彼である。

絶妙なタッチから生まれる軽やかな音たちが織り成すスカルラッティだ。

もちろん、これらのソナタはホロヴィッツがヴィルトゥオーゾ風の名人芸を聴かせる舞台ではない。

その薄く透明な作品のテクチュアは、まさに1音のコントロールによって音楽の表情を変える。

全17曲のソナタはいずれの曲においてもその表情は驚くほど新鮮で、これらが3世紀もの昔にチェンバロのために書かれたとは信じられない思いがする。

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classicalmusic at 01:03コメント(3)トラックバック(0)ホロヴィッツ   この記事をクリップ!

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コメント一覧

1. Posted by Douxce' s Memo    2008年05月06日 17:26
5 はじめまして。
雑録ブログですのに、
トラックバックをありがとうございました。

すごいですね!
大変、お勉強になります。クリック★

2. Posted by Douxce's Memo    2008年05月06日 17:29
5 トラックバックをありがとうございます。

すごいですね!
勉強させていただきました。
3. Posted by 和田    2008年05月06日 18:47
コメントありがとうございます。
そう言っていただけると励みになります。
またのご来訪お待ちしております。

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