2008年05月07日

カラヤンと若き天才との共演


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グールドが、1957年に、ヨーロッパへ演奏旅行に行った時の貴重なライヴ録音。

グールドは、強い集中力で、この作品の精神を、みごとに表出している。

グールドのピアノは充実した響きで表情に輝きを与え、左手の細かな表情も魅力的で、それが豊かなエネルギーと結びついて闊達な演奏を展開している。

第2楽章の純粋でしかも透徹した演奏には大家の風格がある。

まだ40代だったカラヤンの、壮麗な指揮もベートーヴェンの本質に迫るものだ。


グールドの死に際してカラヤンは次のように語っている。

「グレン・グールドは、なんというピアニスト、なんという音楽家だったのでしょう。……彼が公開演奏から身を引いたこと、彼自身のスタジオを持たざるを得なかったこと、自分自身の望むところを正確にそのまま音楽にしたこと、私はそうしたことをいつも理解してきました。彼ほどのピアニストは、こんなふうにしか生き延びることができなかったのです」


シベリウスはカラヤンらしい実に精妙な演奏で、その綿密な設計力と豊かな表現力には感嘆の他はない。この作品のもつ北欧的なたくましさを太い筆致で、雄渾に描いたもので、カラヤン独特の旋律のうたわせ方のうまさは特筆にあたいする。

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classicalmusic at 14:14コメント(2)トラックバック(0)グールド | カラヤン 

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コメント一覧

1. Posted by たいめん   2008年05月10日 00:33
はじめまして、いつもTB有難う御座います。これからも宜しくお願いします。
2. Posted by 和田   2008年05月10日 12:24
たいめんさん、こちらこそ今後とも宜しくお願いします。

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Profile

classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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