2008年05月12日

クラシック音楽三昧旅行記


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2008/4/17 ヘラクレスザール、ミュンヘン
SEMYON BYCHKOV, Leitung (昨日はプログラムにDiligentと書いてあったのだが・・・)
EMANUEL AX, Klavier (こちらも表記が違う。どちらも古風な言い方のような気が。)
SYMPHONIEORCHESTER DES BAYERISCHEN RUNDFUNKS

フレデリック・ショパン  ピアノ協奏曲第2番 OP.21
フレデリック・ショパン  ノクターン第13番(アンコール)
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セルゲイ・ラフマニノフ  交響曲第2番 OP.27

ショパンの2番は恥ずかしながらあまり熱中して聞いたことが無かったが、こんなに素晴らしい曲であったとは。アックスは特にエスプリが効いている訳では無いのだが、曲の良さを丁寧に伝える弾きぶりで十分満足させられる出来、来シーズンも招かれているようだが、ウイーンのブフビンダーといい、日本でスターで無い人がある都市では大スターだったりするから面白い。
昨日とは違い体した期待をして望んだ演奏会では無いのだが、こういう素晴らしいものに出会えるから音楽旅行はやめられない。
ヘラクレスザールは、シュターツオパーも入る旧王宮に一部ある演奏会場だが、実に豊かで温かい音を育むホールであり、バイエルン放送響の品格溢れる繊細な表現は、この音響環境でこそ生まれるものと確信した。先に小さなセヴェランス・ホールでブーレーズ/クリーブランド管弦楽団で新ウイーン学派の演奏会に訪れた際も、なるほどクリーブランドのヨーロッパ風の音楽性溢れる演奏はこのホールの賜と溜飲の下る思いをしたのを思い出す。
観客も音楽を聴きに来ているという思いが強く感じられ、楽章間に咳一つしないのには驚いた。温かく熱心ではあるが、決して粗暴ではない拍手が続く中、当たり前のように、ノクターンの中でも地味な13番がアンコールで奏され、豊かな思いで前半が終了した。
ラフマニノフは正に自家薬籠中のもの。細部までビシュコフの意図するデュナーミクが行き届き、クライマックスの描き方も単に情熱に流れず、抑えるところは抑え、聞かせるところは聞かせる充実した表現で、内声の扱いも実に丁寧で素晴らしい。これを超えられるのはザンデルリンクのロマンだけか。気が付くようなカットは無く、演奏時間は1時間ぴったりであった。ビシュコフはこれまで軽視して聞いてこなかったが、この旅後半での思いがけない再会時もそうだったが、実に入念な音楽作りで指揮能力も高い。これからはもう少し聞く機会を増やしてみようと思う。

この日の昼は、私が欧州一だと感じている鮨屋TOSHIにて43ユーロと少し高いが、十分満足できるTOKUSENを頂く。夕方小腹がすいたところで、Franziskanerともう一つミュンヘンを代表するビールとして有名なAugustinerが美味しいAugustiner GrossgaststatteでEdelstoffを飲む。ここにもWeisbiarはあるが、やはり晩飯を食べたZum FranziskanerでのHefeweiss Biarが最高。定番の酢漬けソーセージサラダ、ブルスト・ザラ―トを食らい大満足の夜であった。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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