2008年05月27日

メニューインのバルトーク


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どの曲も味の濃い表情と音色で訴えかける名演だ。

これほど雄弁に粘りを感じさせる、人間味たっぷりなメニューインも珍しい。

そこには赤裸々な生々しさがあり、振幅の大きいフレージングがあり、深い温かさと聴く者の体を包み込むような心の歌がある。

楽器も充分に鳴り切っており、終始100パーセントの表現が聴かれる。

メニューインは、バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番を最も得意なレパートリーのひとつとしており、フルトヴェングラーの指揮による録音も名演だったが、これはさらに12年後の録音だけに、彼の円熟した、内面的に深い表現が魅力となっている。

ヴァイオリン協奏曲第1番のメニューインの演奏は、外面的な派手さをねらわず、やや淡白ともいえる表現で、じっくりと音楽の内面を深く掘り下げながら、曲のもつ詩情を表出している。

ドラティのバックも秀逸で、その卓抜な棒は素晴らしい。

バルトークの民族色を越えた、より普遍的な情熱がここにはある。

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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