2008年06月03日

バーンスタイン得意のお国もの


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グローフェの「グランド・キャニオン」はバーンスタイン唯一の録音であるが、いかにもバーンスタインらしい、シンフォニックな表現で、この作品から、壮大なスケールを引き出している。

これは、バーンスタインが、ニューヨーク・フィルの音楽監督として最も脂の乗っていた頃に録音されたものだけに、大変骨格の立派な音楽となっているが、幾分彼特有の粘りが強く、そこに抵抗を覚える人もいよう。

「ウェスト・サイド・ストーリー」からの「シンフォニック・ダンス」はバーンスタインの実力が最高に発揮された快演で、どんな部分を聴いても音楽が豊かに息づいており、その湧き立つようなリズムと熱っぽい表現には強く惹かれる。

またバーンスタインの弾き振りによる「ラプソディー・イン・ブルー」もジャズ的なフィーリングを生かした実に鮮やかな演奏だ。

バーンスタインは「ラプソディー・イン・ブルー」をこの録音の20年後にもロスアンジェルス・フィルと、やはり弾き振りで録音していて、音質も良くうまい演奏ではあるのだが、この録音ほど積極性というかインプロヴィゼーションは感じられない。

ジャジーなセンスやブルーなムードなどをとてもうまく表出しているし、「ウェスト・サイド・ストーリー」で大成功を収め、ニューヨーク・フィルの音楽監督になって間もない若いバーンスタインの颯爽とした弾き振りの姿が目に浮かぶような演奏である。

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classicalmusic at 16:00コメント(0)トラックバック(0)バーンスタイン  

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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