2008年06月05日

ロストロポーヴィチとブリテンの共演盤


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ロストロポーヴィチが、イギリス現代を代表する作曲家のひとりブリテンと共演したもので、その組み合わせが珍しい。

チェロとピアノの呼吸が見事に合っている。

「アルペジョーネ・ソナタ」でのロストロポーヴィチは、遅めのテンポで朗々と旋律を歌わせ、陰影をはっきりつけて表現しており、味わい深い。

そしてブリテンのピアノも達者だ。

シューベルトの音楽としては、必ずしも深みのある作品とはいえないこの曲を、実に美しく、きめこまやかに再現していて、あたかも宝石のような仕上がりとなっている。

こうした2人の音楽性と技巧に支えられた強みがどの演奏にも表れて、シューマンではロマン的な歌が大切にされ、詩情もきわめて豊かになっている。

ドビュッシーの気のきいた洗練された味わいも特筆されていいだろう。

1968年の録音で、やや音は古いが、2人の巨匠の音楽性も見事に合っており、ブリテンの伴奏も、実にうまい。

演奏といい、2人の巨匠の顔合わせといい、歴史に残るものだ。

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1. 『 マリー・アントワネットの時計 ――または、ある時計蒐集家の手紙(決定稿) 』  [ カチハヤのシナリオ日記 ]   2008年06月14日 01:43
※ この手紙は、長い間空き家となっていたある旧家の、書斎の隠し戸棚に古い懐中時計とともに納められていたものである。 『 私は時計の蒐集を生き甲斐としておりました。この度、長い年月をかけて集めたコレクションを、自らの不徳のいたすところによって手放さねばならな....

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classicalmusic

早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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