2008年06月07日

クナッパーツブッシュ&バイロイト祝祭のワーグナー:神々の黄昏(1951年ライヴ)


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1951年バイロイト音楽祭におけるライヴ。

戦後初の開催となったこの年の音楽祭では、カラヤンとクナッパーツブッシュという対照的な指揮者が「指環」のチクルスを分担した。

両方の演奏はEMIとデッカによって収録されたが、日の目を見たのはカラヤン指揮の「ワルキューレ」第3幕のみだった。

このクナッパーツブッシュの「神々のたそがれ」は1999年になってようやくリリースされたもの。当時としてはきわめて良好な音質で、巨人クナッパーツブッシュのワーグナー解釈を聴くことが出来るのが何より有り難い。

クナの「リング」全曲盤には1956年と57年のバイロイトライヴがあったものの、音が鈍すぎて到底彼の真価を伝えていなかった。

そこに忽然と現れたのがこのCD。しかも録音は英デッカ。「神々のたそがれ」だけというのが残念だが、まさにレコード界の一大快挙といえよう。

演奏はプロローグから雰囲気満点、歌の背景のオーケストラが常にものをいい、ワーグナーの音楽の美しさを満喫させる。

物語が進むにつれてオケの有機的な意味深さ、生々しさ、恐怖感が増してゆき、息もつかせぬ緊迫感など他に類例を見ない。

第1幕第3場、そして第2幕第3場、第4場、第5場あたりの凄みは圧倒的。

歌手も錚々たる顔ぶれがそろっており、ブリュンヒルデ、ハーゲン、アルベリヒ、ワルトラウテなど最高で、何より心の表出が素晴らしい。

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早稲田大学文学部哲学科卒業。元早大フルトヴェングラー研究会幹事長。幹事長時代サークルを大学公認サークルに昇格させた。クラシック音楽CD保有数は数えきれないほど。いわゆる名曲名盤はほとんど所有。秘蔵ディスク、正規のCDから得られぬ一期一会的海賊盤なども多数保有。毎日造詣を深めることに腐心し、このブログを通じていかにクラシック音楽の真髄を多くの方々に広めてゆくかということに使命を感じて活動中。

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